よしお社長
せどりの世界で超基本の「キャッシュフロー」という概念があります。
最近は投資や副業に関心が高まっているので、聞いたこともある人も多いでしょう。
特にせどりにおいてはこのキャッシュフローをしっかりと理解するのが非常に大切で、曖昧なままで仕入れを行うと大損してしまうなんてことになりかねません。
今回の記事ではそんなキャッシュフローの基本的な考え方について、現役の物販プレイヤーの観点から解説していきたいと思います!
ぜひ最後まで楽しんでくださいね。
Contents
キャッシュフローって知ってる?
まずキャッシュフローという言葉の意味について、あなたはしっかりと説明できますか?
キャッシュフローの定義ですが、たとえばウィキペディアでは以下のように説明されています。
キャッシュフローとは現金の流れを意味し、主に企業活動や財務活動によって実際に得られた収入から、外部への支出を差し引いて手元に残る資金の流れのことをいう。
:Wikipediaより引用
何やら難しい単語で書かれていますが、要するにお金の流れのことです。
キャッシュ=お金
フロー=流れ
なので日本語に訳したそのままですね。
キャッシュフロー(=お金の流れ)はすべて収入と支出の2つの数字で説明することができます。
例えば佐藤さんと鈴木さんとがいるとします。それぞれの毎月の収入と支出は以下のような感じです。
佐藤さん
収入:20万
支出:10万円
鈴木さん
収入:40万
支出:35万
キャッシュフローは「収入ー支出」で計算できるので、それぞれのキャッシュフローはこんな感じ。
佐藤さん:20万ー10万=10万
鈴木さん:40万ー35万=5万
鈴木さんの方が佐藤さんより倍の収入があっても、支出が鈴木さんより圧倒的に多いので毎月の貯金は鈴木さんの方が多くできます。
これがものすごーく噛み砕いて解説したキャッシュフローの考え方です。
せどりは資金繰りでキャッシュフローを改善するゲーム
せどりで考えるべきことはたくさんありますが、一言で言えば「資金繰りを上手に回してキャッシュフローを改善するゲーム」だと思ってください。
仕入れ金より売上金を大きくして資金量をどんどん増やしさらに仕入れる。この繰り返しでキャッシュを増やすのが基本です。安く仕入れて高く売る、ができれば誰でもせどりで儲けることは可能です。
と、これだけ聞くと簡単そうに聞こえますが、意外と奥が深いのがキャッシュフローの考え方だったりします。
キャッシュフローの考え方が甘いと、数字上では黒字なのにお金が残らない、なんて不思議な状態になることもあるんです。
キャッシュフローを甘くみると黒字でも損をすることも…
せどり初心者が失敗してしまう最大の原因が、キャッシュフロー管理を甘くみたため資金繰りがうまく行かないことです。その中でも黒字倒産になってしまうパターンが意外と多いです。
たとえば1個1万円の商品を100個仕入れて2万円で販売するとします。この商品が50個売れたとしましょう。
すると利益は以下のように計算できます。
利益:(2万円×50個)ー(1万円×50個)=50万
ですが実際のところ売り切れたのは50個で残りの50個は売れ残っている状態。そのためキャッシュフローは以下のようになります。
キャッシュフロー:売り上げ(50万円)ー仕入れ値(1万円×100個)=ー50万円
仕入れをしすぎて不良在庫を抱えてしまうパターンですね。計上する利益はプラスなのに実際のキャッシュフローはマイナスです。この状態が続くと資金繰りに行き詰まって黒字倒産していまうかもしれません。
常に仕入れた商品を捌き切れるか?を考えるのは非常に大切ですね。
初めての電脳せどりで損をしないキャッシュフローの3つの考え方
電脳せどりのキャッシュフローの考え方については色々ありますが、初心者はまず以下の3つをおさえておくと良いです。
①支出のタイミングと回収のタイミングを把握する
②クレジットカードを活用して支払いサイクルを調整する
③回転率の高い商品と低い商品を理解する
一つずつ解説していきます。
①支出のタイミングと回収のタイミングを把握する
一つ目は支出と回収のタイミングを把握すること。資金繰りを失敗するよくあるパターンが仕入れ金の支払いまでに売り上げを回収できないことです。
電脳せどりでの商品販売はたいていAmazonを利用するのですが、Amazonの場合売上金の入金サイクルが2週間に一回振り込まれます。
「これくらいの仕入れをすれば2週間に一回〇〇円の売り上げが入るんだな」という基準をまず作ることが大事。初心者のうちはこの売り上げサイクルがわかるまでは少量の仕入れで慣れるのがオススメですね。
そしてキャッシュフローを改善するためにはクレカを使うのがオススメです。
②クレジットカードを活用して支払いサイクルを調整する
①に関連してくるのですが、クレジットカードを利用することで支払いのサイクルを調整することができます。
電脳せどりの場合「売り上げサイクルは早く、支払いサイクルは遅く」するとキャッシュフローが上手に回りやすいのですが、クレカを利用すれば支払いサイクルを遅れさせることが可能です。
たいていの場合クレカの支払いは使ってから1〜2ヶ月後に請求がきます。Amazonの売り上げ入金サイクルが2週間に1回なので、クレカの支払いまでに最大で4回、売り上げを回収するチャンスがあるということですね。
③回転率の高い商品と低い商品を理解する
3つめのポイントは回転率の高い商品と低い商品を理解すること。
たとえば書籍や流行りのアニメのグッズなどは回転率が高いので1ヶ月〜2ヶ月くらいで売れる可能性が高いです。するとクレカの支払いタイミングまでで売り上げを回収できる可能性も上がるためキャッシュフローが良くなりやすいです。
ですが家電のような高単価で回転率が低い商品の場合、売れるまで6ヶ月〜1年かかることもザラにあります。その場合は仕入れ金の支払いを先に行わないといけなくなるため、資金力が必要になってきます。
初心者のうちはなるべく回転率の高い商品を中心に仕入れた方が失敗しにくいですね。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました!今回の記事の大事なポイントをまとめておきます。
・キャッシュフローの把握ができると電脳せどりで失敗しにくい
・支払いと回収のサイクルを改善してキャッシュフローを良くする
・初心者のうちはなるべく回転率の高い商品を仕入れよう
今後も電脳せどりで大切なポイントを記事化していきますので、ぜひ他の記事も参考に!
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